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今日30日も冬型の気圧配置が続き、上空には強い寒気が流れ込んでいます。北海道~山陰にかけての日本海側は広く雪で、東北南部や北陸付近では局地的に雪が強まり、積雪が急増している所も。今夜にかけて断続的に雪が続く見込みで、大雪に警戒、注意をしてください。

東北・北陸付近 今夜にかけて大雪に警戒・注意

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今日30日も冬型の気圧配置が続き、上空には強い寒気が流れ込んでいます。
北海道~山陰にかけての日本海側は広く雪が降っていて、特に東北南部や北陸付近では局地的に雪が強まっています。

午前11時の積雪は、福島県只見町で175センチ、檜枝岐村で147センチ、猪苗代町で100センチなど、福島県では昨日から一気に30センチ以上積雪が増え、只見町では昨日の午前11時からの24時間で63センチも増えました。新潟県魚沼市守門で215センチになるなど、東北南部や北陸では積雪が急増している所があります。

今夜にかけて断続的に雪が続く見込みですので、大雪に警戒、注意をしてください。

来週は「立春寒波」 雪の影響が長引く恐れ

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日本海側の雪の降り方は明日31日以降は、いったんおさまるでしょう。
ただ、3日「立春」以降は再び強い寒気が流れ込み、4日以降は、雪の降る日が続く見込みです。

上の図は4日午前9時の上空1500メートル付近の寒気の予想図ですが、九州北部にマイナス12℃以下の平地に大雪をもたらすレベルの寒気が南下する見込みです。来週は今季最強クラスの寒波がしばらく居座るでしょう。

東北や北陸では、山沿いの広い範囲で平年を上回る積雪となっている中、更なる大雪となる見込みです。なだれや落雪などが発生しやすくなるでしょう。雪の事故に十分ご注意ください。

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