B’zのボーカル稲葉浩志の地元・岡山県の津山市役所に設置されている巨大パネル
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 B'zの楽曲の中で、元気や勇気をもらえたり、自身を奮い立たせてくれる曲は「ultra soul」だけではありません。大事な試験や大きな試合、重要な仕事に臨むとき、もしくは人間関係に悩んでいるとき、あなたに最も“力”をくれる「B'z」の曲はどれか。AERA dot.編集部のアンケートでは、「ultra soul」以外にも多くの名曲のタイトルが挙がりました。1~5位に引き続き、6~10位を紹介します。

【ランキング】あなたに“力”をくれるB'zの「一曲」ランキングの最終結果はこちら!

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 今回のアンケートは1月18~27日にインターネット上で実施し、2289人から回答がありました。トップ5についてはこちらの記事「最も“力”をくれるB’zの「一曲」ランキング1~5位 「エネルギーが湧き出る」超有名曲と僅差で競り合った名曲は」を。

(以下に、アンケートに寄せられたコメントを紹介していますが、一部で内容を修正したり、読みやすいように改行を加えたりしています)
 

6位 MOVE

「MOVE」/ファン私物

 1996年にリリースされた、B'z初の両A面シングルから「MOVE」が6位に。「朝、車の中で聴いて、やる気と元気と勇気3つとも貰って会社に行っています」(40代、女性)というように、仕事に向かうときの定番曲としている声もありました。

「社会人1年目で営業の仕事をしていたんですが、まったく結果が残せずにいた時、まるで自分の事を言っているような歌詞に驚き、サビで強烈に背中を押してもらいました。私のヘビロテです」(50代、男性)

「20代の時、自分の力量より高い仕事に戸惑っていた時にこの曲が前向きな気持ちにさせてくれた。チャンスを目の前にして戸惑っている人に聞いてほしい」(50代、男性)

「仕事が辛くなって辞めたくなった時、2番のサビに至るまでの歌詞に諭された。まだまだ若造のくせに、次なる明確な目標もなくリタイアして俺に何が残るのかと。現在新卒で入社して13年目ですが、今でも挫けそうな時に鼓舞してくれる」(50代、男性)

「プレッシャーの大きい仕事の時に歌詞が心に刺さる」(30代、男性)
 

7位 兵、走る

 7位の「兵、走る」は、大正製薬「リポビタンD」ラグビー日本代表応援ソングで、テレビCMのために書き下ろされた曲。「ゴールはそこじゃない」という歌詞が、ファンのみならずとも耳に残っている一曲です。

「『ゴールはここじゃない まだ終わりじゃない』という歌詞に、まだ自分にも底力が眠ってるのではないかと奮い立たされるからです」(40代、男性)

「『ゴールはここじゃない』がなにかで立ち止まりたくなった時にアタマの中でリフレインします。稲葉さんのあのシャウト込みで(笑)」(40代、女性)

「諦めない気持ちと一緒に前を向いて歩いてくれる仲間達が居ることを確認できる曲です」(30代、男性)

「束になって、前に走ろうという気持ちになる」(50代、男性)

 幅広い年齢層からの声が集まったのも「兵、走る」の特徴で、10代の女性からは「サビの部分を聞くと、気分が凄く上がって諦めずに頑張ろうという気持ちになるからです」とコメントも。

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8位は「仲間」がテーマの曲