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今日29日は、東京で梅が開花しました。平年より1週間遅い開花です。先日27日、静岡では本州でシーズン初の開花となりましたが、それに続く開花です。東京都内では、1月17日に統計開始以来、最も早く、スギ花粉の飛散開始を発表しました。梅だけでなく、スギの開花も進んでいるため、花粉症の方は早めの対策を心がけましょう。

東京で梅が開花 平年より1週間遅く

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今日29日、東京で梅(ハクバイ)が開花しました。平年より7日遅く、昨年より20日遅い観測です。

今シーズンの梅の開花は、1月7日に那覇、17日に石垣島、20日に松山、22日に宮崎、27日に静岡で観測。静岡で梅の開花は、本州で今シーズン初めての観測です。なお、本州で、シーズン初の梅の開花が、1月下旬にずれ込んだのは、2012-2013年以来12シーズンぶりです。

今シーズンは、各地で梅の開花が平年より遅い所が多くなっています。

スギ花粉の飛散も 敏感な方は対策を

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春の花が咲き始めているのは、梅だけではありません。

スギの開花も進んでいて、東京・神奈川・静岡・山口では、すでに花粉飛散開始となっています。スギ花粉の飛ぶ量は、まだ「少ない」予想ですが、油断はできません。飛散開始となっていない所でも、スギ花粉が、わずかに飛んでいる可能性があります。敏感な方は、早めの対策を心がけてください。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

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