1月14日に発表された全国映画動員ランキング(1月10日~12日、興行通信社調べ)で、木村拓哉(52)主演の「グランメゾン・パリ」が動員25万9000人、興収3億8800万円を記録。「はたらく細胞」のV5を阻止し、公開2週目で逆転1位となった。
【写真】「思わず二度見」してしまうキムタクそっくり芸人はこちら!
本作は2019年放送のTBS系ドラマ「グランメゾン東京」の続編として制作され、主人公の尾花夏樹(木村)がフランス料理の本場パリでミシュラン三つ星を目指す物語。興収30億円も視野に入ってきている中、15日に都内で行われた大ヒット御礼舞台あいさつでは、木村が黄色い声援に包まれながら登場し、「相当反響はいただいております。別の作品の関係者や事務所の後輩も見てくれて、僕も誇らしいです。『ごちそうさまでした』って反響もよくいただきますね。『大ヒットは』みなさんのおかげ」と感謝を伝えた。
ここにきて木村の評価が急上昇しているのは、昨年末から続いているSMAP時代に二枚看板だった中居正広の女性トラブルとの“比較”もあるだろう。中居のトラブル問題は年が明けるとより厳しい批判を受け、中居の出演番組が軒並み放送を見合わせたばかりか、フジテレビも巻き込む大騒動に。17日には同社の港浩一社長が緊急会見を行ったが余波は収まらず、大手スポンサー企業がフジテレビへのCM出稿を差し止めるなど大騒動となっている。
中居といえば、能登半島地震の復興支援のために3000万円を寄付したり、20年のコロナ禍で大学病院の救命救急センターの医療従事者に100個以上の叙々苑の高級弁当を提供するなど、“聖人エピソード”も多かったが、それだけにファンの落胆も大きかった。
「タレント生命が危ぶまれている中居とは逆に、木村には女性スキャンダルが皆無です。妻である工藤静香と娘のCocomi、Koki,との家族愛がメディアでたびたび取り上げられ、『安定のキムタク』ぶりが業界関係者やファンに信頼感を与えています。1月8日に開かれた『マイナビ転職』の新CM発表会見では『あんまりこう重々しい空気は無しで、なんかこう楽しく過ごせればいいかなと思っております』と先回りして中居への配慮を求めた“大人の対応”も見事でした」(スポーツ紙記者)