19歳でシングルマザー役を熱演
芸能ジャーナリストの平田昇二氏は瀬戸についてこう述べる。
「瀬戸さんはもともと、当時の所属事務所のスタッフが地元で評判だった14歳だった彼女を自宅まで訪ねてスカウトしたというエピソードがあるくらいですから、デビュー後すぐに頭角を現したのも納得です。19歳にしてシングルマザー役を演じた『Age,35 恋しくて』をはじめ、草彅剛さんと夫婦役を演じた『成田離婚』、夫の井ノ原さんとの初共演した『終わらない夏』など、数多くのドラマや映画、CMで活躍してきました。私生活では、お相手の井ノ原さんの好感度の高さに加えて、破局から5年近くの時を経て偶然再会したのをキッカケに復縁し、そのままゴールインを果たすというドラマ顔負けの展開もあり、双方のファンからも祝福の声があがりました。独身時代はシリアスな役が多い一方、映画『シャ乱Qの演歌の花道』ではコミカルな演技も披露するなど多彩な役を演じてきました。活動再開後も、さまざまな作品で存在感を見せてくれそうです」
90年代にブレークした同世代の女優たちが今でも活躍する中、瀬戸が再び存在感を見せてくれるのか注目したい。
(丸山ひろし)