「もう現役ドラフトの候補ではない」
中村も背水の陣に追い込まれている。プロ7年目の今季は30試合出場で打率.145、0本塁打、1打点。背番号が「22」から「96」となり、捕手登録から外野手に変更したが結果を残せなかった。高卒同期入団でドラフト1位の村上宗隆(ヤクルト)、清宮幸太郎(日本ハム)と大きく差をつけられている。
「中村は危機感を持っているでしょうけど、もうトレード要員や現役ドラフトの候補という選手ではないと思います。来季結果を残さなければ戦力外通告を受けても不思議ではない。広島は外野の層が厚いと言えないので、打撃でアピールすればレギュラー獲りのチャンスがある。殻を破ってほしいですね」(スポーツ紙遊軍記者)
根尾は24歳、中村は25歳。「期待の若手」と形容される時期は過ぎている。このままでは終われない。
(今川秀悟)