「ゴルフは3年目。一緒に回るのは、全員が趣味でクラブを振るアマチュア。でも、僕よりうまい人はいっぱいいます。

 プロが相手ならともかく、趣味でやっている者同士で競って負けるのは悔しいので、ゴルフ熱は上がりっぱなしです(笑)」

卓球選手はゴルフ上手

 卓球用の球の直径は40ミリ、ゴルフ用が約42.67ミリ。重さは違うが、素人目にはほぼ同じ大きさだ。

「卓球選手ってゴルフがうまいんです。単に球の扱いに慣れているだけでなく、球に対する感性が違うのかもしれない。特にピンに寄せる一打が正確な人が多いです」

 ラケットをクラブに持ち替えても、球と接触する角度やスピードの微調整は無意識にやるという。球を自在に操る能力を発揮できるのがプロの卓球選手。

「ゴルフと株式投資には、平等に戦えるという共通点があります。どちらも年齢や性別を問わずに戦える。自分のスタイルで常に勝てるようになりたいです」

取材・文/大場宏明、中島晶子(AERA編集部)

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編集/綾小路麗香、伊藤忍

AERA Money 2024秋冬号』から抜粋

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