「悪気はなくとも済まされない」
真木といえば、08年に元俳優の片山怜雄氏と結婚し、翌年に第1子となる長女を出産するも、15年に離婚。その後、数年間はシングルマザーとして子育てをしていたが、昨年8月、インスタグラムに薬指に指輪をつけた手の写真を投稿し、「私にはパートナーシップの相手がいます」と事実婚を公表した。
なお、真木の事実婚相手については、26歳の俳優・葛飾心であることが報じられてきた。彼は以前、「府川眞」名義で映画や舞台に出演していたが、今年5月に真木の個人事務所「そよかぜ」へ移籍。改名したことも発表した。前出の編集者が言う。
「離婚直後の真木さんは、16年に老舗ホストクラブのお気に入りホストに一晩で2000万円ほどつぎ込んだと一部週刊誌に報じられたり、17年には当時8歳の長女を元夫に連日預けて新恋人とデートをする姿がキャッチされたり、いわゆる一般的な“お母さん像”とはかけ離れた報道が目立ちました。こうしたイメージが尾を引いていることもあり、真木さんに対して“自由奔放な母親”という印象を抱いている人も少なくないようで、これも今回、真木さんに異論が集中した一因ではないでしょうか」
彼女の言動が騒動に発展しやすい原因について、芸能ジャーナリストの平田昇二氏は次のように語る。
「真木さんといえば、過去にも17年の『コミケ騒動』や今年2月にゲスト出演したトーク番組『だれかtoなかい』での過激発言が物議を醸すなど、ちょくちょく“炎上”している印象です。もっとも大半のケースでは本人に悪気はなく、良くも悪くもサバサバした性格だったり、言葉足らずだったりが要因にあるように思われます。とはいえ、コンプライアンスに厳しい今のご時世において、悪気はなくともその発言やアクションがハレーションを起こしたり、批判を浴びたりすることは想定されるべきリスクであり、不注意などでは済まされないことです。そういう意味においては、スタッフなど周囲のサポートがより重要になってくるのではないでしょうか」
ここ数年はテレビドラマへ出演する機会が減少する一方で、映画や舞台で活躍を見せる真木。誤解を生む発言だけではなく、二枚目も三枚目もいける幅広い演技力が話題になることを期待したいものだ。
(小林保子)