“美しすぎるラウンドガール”としてブレークした雪平莉左(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)

「22年頃には“美しすぎるラウンドガール”としてモデルでタレントの雪平莉左(30)が遅咲きで大ブレークしました。彼女が表紙を飾った雑誌はプレミア価値がつくなど『完売クイーン』と呼ばれました。また、那須川天心のプロボクシングデビュー戦では、ラウンドガールを務めたあらた唯(27)が話題を呼んだほか、今年10月に開催されたプロボクシング『PRIME VIDEO BOXING 10』で初めてラウンドガールを務めた“看護師アイドル”の立華理莉(23)は、ネットで『反則級のかわいさ』と注目を浴び、SNSのフォロワー数が急増しています」(グラビア誌編集者)

 背景には、1分間ルールの格闘技大会「Breaking Down」などの盛り上がりもあるが、時にタトゥーの入った選手も登場するなど、格闘技は「怖い男たちの殴り合い」というイメージを持たれがちだけに、女性や子どもでも観に来やすい雰囲気を作るという点でもラウンドガールの役割は大きい。

「ラウンドガールが各ラウンド間に観客に向けて次のラウンド数を示すボードには、スポンサー企業の名前が入っており、露出の多い派手なコスチュームや抜群のプロポーションを持つ女性の方が注目度が高くなるわけです。また、ラウンドガール目当てでファンが会場に足を運ぶことで新規の格闘技ファンを掘り起こせるというメリットもある。各団体による興行ですから、大手企業よりも世間の反発を受けにくい面もあります。芸能プロのマネジャーによると、ラウンドガールのギャラ自体は1万~5万円ほどだといいますが、注目度の高いイベントになると、数人の枠に600人もの応募があるそうです」(同)

 今後は、ラウンドガールからスターが生まれる日が来るかもしれない。

(泉康一)

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