20代の頃のサラサラ美髪のユンソナ

「ユンソナさんは06年に5歳年上の韓国の実業家と結婚。08年に第1子となる長男を出産しましたが、仕事で渡日する際は幼い長男を実家の母親などに預けなければならなかったとか。そのため、長男は3歳になるまで母と過ごす時間は少なかったそうです。それをかわいそうに感じていたユンソナさんは、第2子となる長女を妊娠したのを機に、日本での活動をやめる決断をしたそうです」

韓国より日本のほうが活動しやすい?

 その後、韓国で女優として活躍していたユンソナだが、17年に当時、小学校に通っていた長男が同級生へのいじめの加害者であることが韓国のニュース番組にスクープされる。

 この時、ユンソナは韓国の所属事務所を通じて「一連のことに対し、けがをした子どもとそのご家族、そして学校と皆様に頭を下げてお詫び申し上げます」などと謝罪。その後、逃げるかのように家族とともにカナダへ移住したが、韓国ではいまだに“いじめ騒動”のイメージを引きずっているようだ。

 ユンソナの日本での活動について、芸能評論家の三杉武氏は次のように語る。

「ユンソナさんといえば、日本進出後、木村拓哉さん主演『GOOD LUCK‼』や映画『木更津キャッツアイ』シリーズなどに出演。バラエティー番組でも存在感を放ち、sona名義で日本でも歌手デビューを果たしました。韓国に帰国後はほとんど日本とは接点のないまま、17年には長男による“校内暴力事件”が発覚し、韓国ではかなりのバッシングを受けたようです。しかし、日本では当時芸能活動をセーブしていたこともあり、そこまで話題にならなかった。そのため、“事件”から間もない時期には日本のテレビショッピングに出演し、韓国のブランドとコラボした化粧品を紹介したりもしていました。そういった状況を見ても、いまだ“事件”の余波が残る韓国より、日本でのほうが活動しやすいのかもしれませんね」

 今回、48歳とは思えない若々しい雰囲気で、全盛期と変わらない笑顔を見せたユンソナ。12年ぶりの日本のバラエティー番組で、本人も「まだいける」と手応えを感じたかもしれない。

(小林保子)

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