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11月のスタートは西から雨エリアが拡大するでしょう。九州や中国、四国は雨や雷雨で局地的に激しい雨が降る見込みです。近畿は昼頃から、東海、北陸も夕方以降は雨が降りだすでしょう。関東も夜は次第に雨が降りそうです。

11月のスタートは西から雨エリアが拡大

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今日11月1日午前3時、台風21号は台湾海峡を北上しています。台風21号は東シナ海へ進み、次第に温帯低気圧に変わる予想です。低気圧に変わりますが、油断できません。西日本に北上する前線に向かって、熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化するでしょう。

沖縄は先島諸島を中心に雨や雷雨で、昼前まで激しい雨の降る所がありそうです。波は高く、風の強い状態が続くでしょう。引き続き高波に警戒し、強風にも注意が必要です。

九州は雨で、昼頃から局地的に雷を伴って激しく降る見込みです。中国、四国、近畿も昼頃から広い範囲で雨が降り、激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に警戒・注意してください。

東海や北陸も天気が下り坂で、夕方以降は雨が降りだす見込みです。関東は午前中は晴れ間がありますが、次第に雲が厚みを増して、夜は雨が降りだすでしょう。お帰りが遅くなる方は雨具をお持ちください。

東北は日差しがたっぷりと届きますが、夕方以降は雲が増えてきます。夜遅くなると雨の降る所があるでしょう。北海道は雲が広がりやすく、昼頃から所々で雨や雷雨になりそうです。

曇りや雨でも気温は高め

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今日11月1日は暖かく湿った空気が流れ込むため、曇りや雨でも、最高気温は平年より高い所が多いでしょう。

鹿児島は27℃とムシムシしそうです。大阪市や名古屋市は24℃と夏日に迫るでしょう。東京都心や金沢市、新潟市は23℃と昨日31日より2℃から3℃高いでしょう。札幌市は17℃と平年より高い状態が続きそうです。

激しい雨とは?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。