困難を乗り越えて来年日本デビュー20周年を迎える東方神起。二人はこれからどこへ向かおうとしているのか。AERA 2024年11月4日号より。
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――生存競争の激しい音楽界で20年もの間、第一線で活躍し続けるのは、簡単なことではない。
チャンミン:10周年まではいけても、20周年を迎えられるグループはなかなかないですよね。
ユンホ:日本でデビューした当時は、アーティストとしての仕事がほとんどなくて、ひたすら頑張るという気持ちで毎日を過ごしていました。そこからいろんな経験をしてここまで来た。人間にとって20歳が一つの節目であるように、東方神起も来年“成人する”という気分です。
――20年もの間トップランナーとして走り続けられた理由はどこにあるのか。
理由は「心」と「夢」
ユンホ:ひとえにファンの皆さんの支えがあったおかげです。東方神起を動かしているのはファンの皆さんですから。
チャンミン:ちょっと照れくさいのですが、僕は「心」だと思います。僕たち二人の頑張りたいという心、スタッフたちの東方神起を支えようという心、ファンの皆さんの温かな応援の心。東方神起を思うすべての人の心が集まって、東方神起が20年もの長い間、存在し続けているのだと思います。
ユンホ:他には……「夢」でしょうか。僕たちにはいつも何か夢がありました。何かを続けていくには、「ここまで行ってみたい」という自分なりの夢やビジョンが必要だと思うんです。自分なりに夢を持って、その夢を実現するために必要なことを学び、タイミングがきたら、皆さんにお見せする。それによって、新たな夢が見つかる。その好循環が持続をもたらしているのではないか、と。