黒木メイサ(写真:アフロ)

若い頃の“よろい”を脱ぎ捨てる

「番組内では、子どもが生まれてからの心境の変化についても明かしていました。子どもが生まれる前は、『いつ死んでも悔いがない状態でいたい』という気持ちがすごく強かったそうで、スカイダイビングをやってみたいと思っていたそうなんですが、出産後は気持ちが一変。子どもがいるといつでも死ねなくなって、『スカイダイビングは死んでもしたくない』と思うようになったと話していました」(テレビ情報誌の編集者)

「美ST ONLINE」(24年4月27日配信)では、過去と今の睡眠時間の変化についても言及していた。20歳前後は、仕事が忙し過ぎて見失いそうになる自分自身を、友達と会うことでどうにか保つようにしていたという。2時間仮眠をとって仕事に行くなど、睡眠時間を削って遊びに行くような生活をしていたそうで、「周囲からは『生き急いでるね』と言われていました」「22歳までは完全に5倍速くらいの人生でした」などと過去を振り返っていた。そんな黒木だが、今は健康的な生活を送っていると話し「朝は6時に起きて、子どもと一緒にキムチや納豆などの発酵食品を必ず摂る」ようにしていたり、「16時半からディナータイムになって、18時には食べ終わっている」こともあるという。

「お子さんが起きている間は思い切り体を動かせるようにしていて、疲れさせて20時か21時にはベッドで寝かせる生活だとインタビューで語っていました。長女からは『他のおうちはもっと遅くまで起きてもいいのに』と言われるそうですが、『よそはよそ、うちはうち』と言い聞かせているといいます。規則正しい生活はお子さんのためというより、黒木さん自身のメンタルのためでもあるそうです。『子どもの発育のためにもいいし、自分の時間も作れてwin-winかな』と話す黒木さんがとてもたくましく、芯が通ったママさんだなと感じました」(前出の女性週刊誌記者)

 前出の「おしゃれクリップ」では、理想の母親像を聞かれた際、「大変なことを隠す必要も逃げる必要もないと思うんですけど、そこに対して前向きに向き合っていける姿を見せられる母親でありたい」とも語っていた黒木。これからの生き方については「若いときは勝手に自分でよろいを作って、『黒木メイサです』ってやってきましたけど、今はもっと肩の力を抜いて、広い視野と広い心で仕事にも向き合っていきたい」と今後の展望を話していた。

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同世代女性の憧れのような存在に