2千人近くのファンが総立ちで「勝手にしやがれ」を大合唱する沢田研二ショー。1週間で2万5千人の観客を動員した=1978年1月ごろ、東京都千代田区有楽町の日劇

ジュリーが念願のレコード大賞をこの曲で獲得した直後の歌唱の動画を何回見返してもそのたびに感動しています」(60代・女性)

「『勝手にしやがれ』がレコード大賞に選ばれたときの感動は昨日のことのようです」(70代・女性)

沢田研二といえば、『勝手にしやがれ』が1番インパクト強いです。今聴いてもカッコいいです!」(50代・男性)

「帽子をはすに被り、投げるところをよく真似して歌った思い出がある」(70代・女性)

「この曲ほど、誰もが唄えて、振り付けも真似出来て、衣装もイメージ出来る曲は無いと思うので」(50代・女性)
 

【1位 時の過ぎゆくままに】

撮影/写真映像部・高野楓菜 協力/歌謡曲BAR スポットライト 新橋 「時の過ぎゆくままに」 

 1位は、「時の過ぎゆくままに」(1975年8月21日リリース/作詞:阿久悠/作曲・編曲:大野克夫)だ。 沢田研二主演で、3億円事件を題材にしたドラマ「悪魔のようなあいつ」(TBS系)の挿入歌としても使用された。ドラマの影響もあり、沢田研二のソロシングルでは最大の売り上げとなる91.6万枚を記録した。
 

「この曲を初めて聴いたのは、私が小3の時でした(1975年)。歌詞の意味など、まだ本当には理解できていなかったと思います。でも、小学3年生にも、外国映画のような映像を想像させて、すごく大人っぽくて哀しいけど、カッコいい! と思わせる素晴らしい魅力があったのです。歌詞もう曲も編曲も、そしてジュリーの歌唱・表現力、どれもが最高にマッチした、正に傑作! 現在大学3年生の息子も、誰に教えられた訳でもなく、YouTubeで発見し、“すごい曲やわ〜”と言って、よく口ずさんでいます。さすが、私の息子!」(50代・女性)

「この曲以外に考えられない、最高の一極(曲)!」(70代・女性)

「この曲を聴くと胸がときめくので」(60代・女性)

「ハスキーなんだけど、甘い声が最高にはまる曲だと思います。イントロのギターも良い。ジュリーにしか歌えない曲だと思います」(50代・女性)

「当時小学生でしたが、歌唱力とドラマ性は十分伝わりました。沢田研二といえばコレです」(60代)
 

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