熱狂的なオリックスファンとして知られる“ますだおかだ”の岡田圭右
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 芸能界など有名人の中にはプロ野球の特定球団を応援していると公言している人も少なくない。中には“ビジネスファン”と疑われるような場合もあるが、愛する球団を利害なく応援している人もいる。打算のない純粋な思いは人間臭さを感じさせ好感度も自然と上がるものだ。

【写真】監督の解任問題に“熱い思い”を吐露して評価を高めたのはこの二人

 球界を騒がす楽天・今江敏晃監督の退任に関して批判を恐れぬ“熱い思い”を吐露して評価を高めた形となったのがサンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)だ。

「サンドウィッチマンは球団応援歌PVにも出演するなど、楽天球団からのオフィシャルな仕事を何度もこなしている。ビジネスを考えれば波風が立つようなことは控えたいところだが、余程の思いがあったのだろう」(在京テレビ局スポーツ担当者)

 今江監督の退任発表翌日の10月12日、ニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」内でのこと。富澤に振られる形で、「下手くそだと思うんですよ、球団が。ファンあってのプロ野球チームじゃないですか。ファンをこういう気持ちにさせるのは正直よくない」と伊達は公共の電波で、賛否両論あった今江監督の解任問題についての気持ちを語った。

 先述の通り、球団とも関係性が良いだけに言いにくい部分はあるだろうが、“本音”を語ったことでファンの気持ちを代弁してくれたと支持する声は多い。サンドウィッチマンの東北愛の強さは本物で、郷土が誇る楽天球団への思いも凄まじいものがある。シーズン中は時間を作り、自腹でチケットを購入してプライベートで観戦に通うほど。それがゆえに出た発言でもあるだろう。

「宮城出身の乃木坂46・久保史緒里も同様で、3人が揃うと時間を忘れ楽天話に花を咲かせる。盛り上がりすぎて番組収録が押してしまうことも多いという。純粋に応援し続ける姿に感心する業界関係者は多い」(芸能関係媒体編集者)

 プロ野球は長い歴史を誇る国民的娯楽であり、特定球団のファンを公言する有名人も少なくない。中には人気と知名度に便乗する”ビジネスファン”と疑われる人物もいるが、SNSなどを通じてチームを応援する姿をアピールすることも目立つ。

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“ガチファン”として好感度高いのは…