14歳ごろの大沢あかね(1999年)

ローティーン誌時代からのファンも多い

 本人が語ったところによれば、きっかけは2年前に美容に目覚めたことだという(「STORY web」7月5日配信)。

「昨夏にダイエットを始めてから変化が起こり始めたようです。テレビ番組の企画でバンドをすることになり、大沢さんはドラムの担当になったそうなんです。1曲たたくと息が上がってしまう彼女を見た講師から『体幹を鍛えた方がいい』とアドバイスを受け、ピラティスとK-POPダンスに取り組んだと語っていました。産後、何もやっていなかったそうですが、やってみたらハマったそうです。食事制限も実践し、朝と昼は好きなものを食べ、夜はサラダと鶏肉という生活を1年ほど続けたところ、体重が落ちていったと話していました」(女性ファッション誌のライター)

 美容に関しても、子育て中は忙しくゆっくり自分の手入れができず、鏡に映る自分を見て驚いたことがあったという。「まず朝に顔を洗うところから始めよう」と基本の洗顔、そして保湿も始めてみたところ、肌がそれに応えてくれることを実感したという。こうした努力により「ここ1年、2年やってきたことがやっと実を結んで、みなさんに気付いていただけるようになって」(「クランクイン!」24年6月9日配信)と語っていた。

 キレイになった大沢には同世代のファンたちも注目しており、ライフステージが変わっても“憧れの存在”として支持されているようだ。

「大沢さんにはローティーン誌時代からの同世代ファンも多く、ママとなった彼女のライフスタイルを参考にしたいと思っているファン層も多いんです。ダイエットや美容、子育てなどについて、ダメなところも努力している部分もあけすけに話してくれるので、親近感がわくのではないでしょうか。大沢さんが再び脚光を浴びているのは、こうした飾らない部分があるからでしょう。芸能人の交友関係も広く、藤本美貴や辻希美などのママ友、先輩ママでもある女優の吉瀬美智子、『ヒルナンデス!』で同じ曜日にレギュラーを務める生見愛瑠など、SNSを見ると大沢さんがいかに慕われているかがわかります」(前出のテレビ情報誌編集者)

 大沢は、7月から上演されている舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でハリーの妻であるジニー・ポッター役に抜擢され、新境地を切り開いた。SNSには「今まで見た中で一番“お母さん”のジニーだった」「母親役を見事に演じてました」と絶賛の声が相次いだ。「30代後半から40代、子育てが落ち着いてから、第2章のスタートだと思う」(「STORY web」24年7月5日配信)と語る大沢だが、イメチェンにより再ブレークしそうな兆しだ。

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劇団ひとりとはおしどり夫婦