pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。日々忙しい中で、子どもに思わずブチギレてしまうことはpecoさんにもあるあるなことだそう。そんなとき、pecoさんはどうしてる? ママの心の落ち着かせ方と叱り方を聞くと、その手があったか!な意見が。
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子育てのお悩み解決のテクニックで、「子どもを叱る前に3回深呼吸しましょう」とかよく見かけるけど、そんなことできるなら最初から怒ってへんて!(笑) 目の前でやってはいけないことをした子どもに3回吸ってはいてなんてムリ! 私も関西弁でブチギレるときもある。ブチギレてしまったときは、次、どうやってケアするかに重点を置いてます。怒り散らしたままで終わらないようにしています。
3回深呼吸は難しいので、私は関西弁を標準語にするスイッチを入れて、できるだけきつい言い方に聞こえないようにしているのが、まずは叱り方のベースにあります。
「ホンマ、アンタ、いい加減にしーや!」とか言いますけど(笑)、関西弁だときつい言い方になるので「なんで、そんなことしちゃったの?」と、ちょっとでも優しく落ち着いて聞こえるようにします。
息子が明らかに悪い事とか本当に危ないことをしたときは、弁解の余地がないようなものは「絶対ダメ、それは!」って叱ります。うちの息子はそんなに悪い事はしないけど、仮にお友達をたたいてしまった場合、「たたいたらダメでしょ」じゃなくて第一声は「たたいたらあかんで!」と、その瞬間は関西弁が出てしまいます。
そのあとが大事で、離れた場所からではなくて自分の目の前に呼んで、目と目を合わせて「なんで、たたいちゃったの?」と、まずどうしてその行動をしたかの理由を聞く。「おもちゃを取られちゃったから」と言ってくれたら、「それは、たしかにイヤだよね」「ママもそんなことされたらイヤだよ。貸してって言ってほしかったね」と、まず共感する。