デビュー5年目に突入したJO1。海外にも活動の場を広げている。「JO1は11人でひとつ」と話す彼らの前には無限の可能性が広がっている。AERA 2024年9月30日号より。
【写真】蜷川実花が撮った!AERAの表紙を飾ったJO1はこちら
* * *
結成当初からグローバルな活躍を視野に入れていたJO1。コロナ禍も落ち着き、昨年、4都市を回る初めてのアジアツアーを開催した。
「楽しかった半面、『もっと頑張らなければいけない』という気持ちになりました。メンバーと『こういう曲が海外で受けるんじゃないか』ということを頻繁に話し合うようになりました」(佐藤景瑚)
「『可愛い子には旅をさせよ』っていう言葉を実感しました。これまで馴染みのなかった文化に触れることで視野が広がった。これからいろいろな世界をファンの方たちと見ていきたいです」(木全翔也)
新たなモチベーションを育む中、11月から始まるツアー「JO1DER SHOW 2024 'WHEREVER WE ARE'」ではアジアツアーで得たものを生かすつもりだ。
「アジアツアーで感じたのは、もっと一体感をもって楽しんでもらえるライブにしなければいけないということ。『JO1といったらライブ』と思われるレベルに持っていきたい」(與那城奨)
「見てくれた人を一人残らずJAM(JO1ファンの呼称)にできるようなライブができれば、言語問わず自ずと世界に広がっていく。日々試行錯誤しています」(河野純喜)
デビュー5年目。演技などメンバー個々の活動が活発化することで、グループの無限の可能性はさらに高まった。
「最近、この11人で良かったと思うことがすごく増えました。それぞれができることが違い、それぞれ得意なところで活躍しているのが誇らしい。個々の力をもっと磨けばグループとして大きくなる。JO1は11人でひとつです」(佐藤)
「それぞれが自分の中での正解をしっかりと持つことができ始めているから、グループとしての爆発力が増している。そこが今のJO1の強みです」(川西拓実)
(ライター・小松香里)
※AERA 2024年9月30日号