騒動の兆候はあった

 そんな“謎多き私生活”も注目される小倉だが、芸能評論家の三杉武氏は次のように話す。

「ラジオで降板を直訴して波紋を広げた小倉さんですが、騒動以前にもコロナ禍による自宅からのリモート出演が予定されていた放送回で他の出演者からの電話に出ず、後日『寝てしまいました』『体力的にキツイ』などと釈明していました。今振り返ってみると、騒動の兆候はあったのかもしれません。とはいえ、仮に当時の所属事務所との間で仕事の方向性に関してズレや行き違いがあったとしても、番組や共演者に迷惑をかけるのはいかがなものかと思いますし、プロ意識に欠けていると捉えられても仕方のないところ。芸能界の仕事は共演者やスタッフとのチームプレーで成立するものがほとんどです。騒動のイメージを払拭(ふっしょく)するのは並大抵のことではありませんし、彼女にとっては今のようなインフルエンサー的な活動のほうが向いているのかもしれませんね」

 早くして売れたことから「まだ26歳なの!?」と驚きの声も上がっている小倉。これからは地道な活動で信用を取り戻し、また表舞台に戻ってきてほしい。

(小林保子)

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