ただ、相手が「オレのことをバカにしている!」と逆上するパターンもあります。
そのときに効果的なのが、あえて「ヨイショする」という方法です。
仮にそこまで思っていなくても、あえて次のような言葉で、相手を褒め殺してみましょう。
● 仕事が早くて、憧れています
● 多才ですよね
● 顔が広いですよね
● たくさんのことを知っていますね
これは一例です。このように、なんでもいいからとりあえず褒めてみてください。
この二つがおすすめなのは、前述した通り、攻撃的な人は、心の脆もろさや不安定さゆえに攻撃的になっているからです。
だからまずは「面倒くさい相手」になることで、手を出されにくくなります。それでもだめなら、「褒めてもらえる存在」となることで、相手の存在を肯定してあげる存在であることを偽装しましょう。
「こんなことができるかな……」と心配な方に対して、私が良くするたとえ話があります。
それは、レタスやトマトなど、普段口にする植物の多くには、微弱ですが毒が含まれているということです。
植物はジワジワと毒を出すことで、周りの植物を枯らしています。その理由は、自分の生存確率を高めるためです。
この文章を読んでいるあなたは、たぶんとっても良い人だと思います。
でも、自分を守るための毒はしっかりと持っておかないと、強い毒素を持った人に枯らされてしまいます。
「毒を以って毒を制す」
ときには、あえて毒を使って戦うことを、私はおすすめします。
(ぱやぱやくん)