生徒たちが制作した「桐陰祭」のゲート=2024年9月、東京都文京区、来場者提供

 悠仁さまのクラスによる模擬店「ピッツァスモールワールド」は、前庭に設置したテント内にある。紀子さまも生徒に笑顔で声をかけ、ピザを購入する光景が見られた。

「紀子さまは、7、8名の母親や父親らが談笑する輪に入り、長い時間、楽しそうにお話をしていらっしゃいました。新しい家族が姿を見せると、お互いに嬉しそうに小さく手をふってあいさつなさるなど、皆さんと仲良しムード。コミュ力の高さにすこし驚きました」(来場者)

 他の生徒の保護者と同じように、紀子さまも模擬店のそばにいた担任らしき教員と長く話し込む場面もあり、息子を見守るごく普通の「母」としての姿がそこにはあった。

 来場者によると、こんなほのぼのした場面もあった。

照れくさそうな悠仁さまとパチリ

 教員が木陰で休憩している悠仁さまの肩をポン、と叩き、ふたりは紀子さまが立っている後方に視線を向けた。どうやら、「お母さまと記念撮影をしてきたらどうか」、といったふうに促している様子。

 ちょうど車のかげに隠れる位置。先生に促された悠仁さまは照れくさいのか、すこしだけ気だるそうに立ち上がって歩くと、紀子さまの隣に並んだ。先生は、紀子さまのスマホで手早くパチリ、とシャッターを押していたという。

 ちなみに、秋篠宮さまが「パパ友」とのトークを展開するといった目撃談は残念ながら聞こえてこなかった。秋篠宮さまが学校の応接室に滞在する場面もあったものの、おおむねご夫妻は別行動のご様子だった。

 2女1男の母として子どもを育て、皇族としての公務に加え、自身の研究も続けてきた紀子さま。末子の悠仁さまは、9月6日に18歳の成年を迎えたものの、来春には大学に進学すると見られており、紀子さまの「母親業」はまだまだ続きそうだ。

(AERA dot.編集部)

暮らしとモノ班 for promotion
疲労回復グッズの選び方は?実際に使ったマッサージ機のおすすめはコレ!