最終回に向け、いよいよ佳境に入ったNHK連続テレビ小説「虎に翼」。個性あふれる俳優陣の中で、終盤のキーマンとして視聴者の注目を集めているのが主人公・佐田寅子(伊藤沙莉)の夫・星航一役を演じる岡田将生(35)だ。
【写真】週刊誌で「6時間デート」が報じられた女性芸人はこちら
「端正な岡田さんの顔立ちに『朝から見入ってしまう』『眼福』といった声をSNSでよく目にします。影のあるミステリアスな役柄が岡田さんにマッチしていて、セリフがなくても表情やたたずまいで心の機微をうまく表現しているのはさすがです。航一は、頭は切れるけど不器用な部分も多い人物で、とくに恋愛には奥手という役どころ。寅子とのぎこちないキスシーンが『キュンキュンする』『破壊力がすごい』と話題になりました」(テレビ情報誌の編集者)
岡田のビジュアルの良さは、一部では「彫刻のよう」とも評されるが、それと相反する“天然ぶり”もたびたび話題となり、それも彼の魅力となっている。
たとえば、ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系・2022年)の制作発表記者会見に出席した際のこと。脚本家の発言を受け、司会者が岡田に「今のお話をどんなふうに聞いてましたか?」と感想を求めると、「座って聞いていました」とまさかの珍回答を繰り出し、共演者一同を爆笑させた。
また、映画「偉大なる、しゅららぼん」(14年)の先行上映会の舞台あいさつでは、共演の濱田岳が「さっきも岡田君と2人で取材を受けてまして、岡田君が“ワクワクします”と答えるつもりが“クワクワします”って言ったんですよ。そんな間違え方する!?」と爆笑エピソードを暴露され、共演者たちから突っ込まれていた。
「岡田さんは『イケメンなのにポンコツ』という意外性があり、共演者からよくイジられています。小栗旬さんと一緒にゴルフに行った際、『力を抜いて本気で振ってみろ』と小栗さんからアドバイスを受けて、素直に従ったところ、『ボールは飛ばずにアイアンだけ飛んでいっちゃって……』とバラエティー番組で自ら告白していました。また、映画『さんかく窓の外側は夜』の舞台あいさつで共演した志尊淳さんと連想ゲームにチャレンジしたのですが、『肉料理と言われて思い浮かべる料理は?』との質問に、岡田さんは『カルビ』と回答し、客席は爆笑の渦に。志尊さんからは『なぜ部位?』と突っ込まれていました。こうした天然エピソードは枚挙にいとまがなく、ラーメン店の山頭火を“かとうさん”と思っていたという逸話もあります」(同)