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非常に強い台風10号は九州に上陸、列島を縦断へ。台風の動きが遅く、影響が長引く恐れ。九州南部で経験したことのないような暴風・高潮・高波の恐れ。記録的な大雨となる所もある予想です。本州付近も荒れた天気となるでしょう。

最強クラス台風10号が列島を縦断

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今日28日(水)、非常に強い台風10号は奄美地方に接近中です。今後、さらに発達しながら北上し、中心気圧は925hPaまで下がる予想です。29日(木)にかけて九州南部に非常に強い勢力で接近し、その後、九州に上陸、31日(土)から9月2日(月)にかけては列島を縦断する見通しです。台風の動きが遅いため、奄美地方や西日本では長い時間にわたって大荒れの天気が続く予想です。

特に、鹿児島県では記録的な暴風や高波、高潮、大雨となる恐れがあり、気象庁は特別警報を発表する可能性があるとのことです。暴風や高波、高潮に最大級の警戒をしてください。また、宮崎県を中心に総雨量が1000ミリを超えるような経験したことのないような大雨となる恐れがあり、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

本州も台風接近前から大雨

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台風接近前から台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、東海などで大雨となっています。この先も太平洋側を中心に断続的に激しい雨が降り、雨量が多くなるでしょう。31日(土)から9月2日(月)頃にかけては本州でも台風の接近・通過に伴って、雨や風が強まる恐れがあります。まだ台風の進路予想に幅があるため、最新の台風情報をご確認ください。

台風一過の晴れならず

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台風が通過後も、本州付近を前線が通過する予想で、雨の降る所が多いでしょう。台風一過の晴れとはならない見込みです。

猛暑日になる所はほとんどなく、猛烈な暑さは収まりそうです。

所々で雨 秋の気配も

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9月5日(木)以降は九州から東海は日差しが届きますが、雨の降る日があるでしょう。関東は雨の降る日が多くなりそうです。東北も雲が広がりやすいでしょう。北海道は6日(金)以降は日差しが届きそうです。沖縄は7日(土)以降はぐずついた天気でしょう。

猛暑日(最高気温35℃以上)の所はほとんどなく、熱帯夜(夜間の気温25℃以上)の所も少なくなる見込みです。少しずつ秋の気配が感じられそうです。