アリアナ・グランデ&シンシア・エリヴォ、映画『ウィキッド』の新メイキング映像で友情の力を讃える
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 映画『ウィキッド』が数か月後に全米公開される予定だ。現地時間8月21日、物語の中で友情の力を掘り下げた新しいメイキング映像が公開された。

 映画では、アリアナ・グランデが善の魔女グリンダ役を、シンシア・エリヴォが西の悪い魔女として知られる象徴的なエルファバ役を演じる。二人がシズ大学でルームメイトとなり、最初は関係がぎこちなかったものの、やがてお互いを支え合い、愛情に満ちた友情を築いていく。

 「“ウィキッド”は、私にとって、あらゆる面で友情に関する物語です」と、監督のジョン・M・チュウは、グリンダとエルファバの関係が深まっていくシーンが織り交ぜられている約3分間のメイキング映像で説明し、「この物語は、まったく異なる二人の若い女性が無理やりルームメイトとなり、最初は全く気が合わないところから始まります」と続けた。

 エリヴォが「お互いについて学び、理解し合わなければならない」と語ると、グランデが「全く異なる二人の女性は、お互いを深く愛するようになり、それはシンシアと私が実際に経験したことです」と付け加えた。

 エリヴォは、グランデと「すぐにお互いを理解し合えた」と述べ、チュウ監督は「彼女たちは、二人の友情は彼女たち自身が深く理解している人間性をこの映画にもたらすことになります」と話した。

 史上4番目に長く続いているブロードウェイ・ショーの実写版映画『ウィキッド』は、舞台ミュージカルと、グレゴリー・マグワイアによる同名の人気小説の両方に基づいている。キャストには、他にも【アカデミー賞】受賞者のミシェル・ヨーがマダム・モリブル役、【オリヴィエ賞】受賞者のジョナサン・ベイリーがフィエロ役、【トニー賞】にノミネートされたイーサン・スレイターがボック役、【エミー賞】にノミネートされたボウエン・ヤンがファンニー役、そして同じく【エミー賞】にノミネートされたジェフ・ゴールドブラムがオズの魔法使い役として名を連ねている。

 映画の第1部は、現地時間11月22日に全米公開される。