藤原三星
芸人・やす子への不適切投稿で活動休止に追い込まれたフワちゃんだが、きっかけとなったSNSでの“誤爆”で、なぜか阿佐ヶ谷姉妹にも注目が集まったことは記憶に新しい。フワちゃんの投稿はシャレにならない内容だったが、彼女たちの8年前の“ほっこり”する誤爆が掘り起こされ、X上を賑わせた。
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「阿佐ヶ谷姉妹と言えば渡辺江里子さんと木村美穂さんの女性コンビで、姉妹と称していますが実際には血縁関係はないことでも知られていますよね。今回、バズったのは渡辺さんが2016年6月に投稿した内容で、『カラオケ終わってヨーカドーにいます。今うちにトマトありましたっけ？』と木村さんあての個人的なメッセージを誤って発信してしまったのです。直後に『みほさんにLINE送ったはずが、何を寝ぼけたか、全世界に聞いてしまいました』と謝罪し、当時もちょっとしたニュースになっていました。しかし今回、8年前のこんな小さな誤爆騒動に、なんと2400万以上のインプレッションを獲得するほど注目を集めました。今回のフワちゃんの胸くその悪い騒動を一瞬でも忘れさせてくれるほどの癒し効果があったと思います」（テレビ情報誌の編集者）
フワちゃん騒動の予期せぬ飛び火で再注目を集めた阿佐ヶ谷姉妹だが、デビューから十数年でコンスタントにテレビに出続けている印象はある。2007年にコンビを結成したが、お笑い界では謎の多い存在として認知されているようだ。
「阿佐ヶ谷姉妹は、ふたりが大学生のときに劇団東京乾電池の研究所で出会ったふたり。しかし、卒業公演の選考に漏れて劇団を去り、会社員生活を送るように。その後、阿佐ヶ谷の鰻屋さんの大将から『あんたらは姉妹のように似てるから阿佐ヶ谷姉妹』と名付けられ、渡辺さんがオファーを募集したところお笑いライブに呼ばれ、30代中盤でコンビ結成に至ったと言われています。歌ネタを得意とする一方、ふたりの独特な佇まいを活かして宗教勧誘おばさんや万引き主婦、霊感商法といったブラックなネタを量産。これが見事にハマり、彼女たちのポジションが確立しました。テレビに出るようになっても都内で6畳ひと間でのつましい同居を続け、その後、同居生活を解消するも同じアパートの隣同士に住んでいると話しています」（放送作家）
ラリー遠田
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ラリー遠田
沖昌之
