選手の頭にチョウが! 日本蝶類学会「見てすぐわかる、職業病みたいなもの」

日本蝶類学会のXより

 スケートボード男子ストリート予選の競技後、真剣にインタビューに答える小野寺吟雲選手の頭にぴたりととまったのは、オレンジが鮮やかな蝶。小野寺選手のかわいらしさと相まって、SNSをにぎわせた。
 そんなキュートな瞬間に日本蝶類学会がSNSで「小野寺選手の髪にとまっているのはVanessa atalanta ヨーロッパアカタテハですね」と反応。この投稿も話題になり、小野寺選手も投稿を引用しながら「Thank you so much」などと反応した。
 学会の運営委員長を務める伊藤勇人さんは「ここまで話題になるとは思わず、驚き」としたうえで、投稿の背景についてこう明かした。
「友だちから画像が送られてきて、つぶやきました。学会のみんなはチョウチョが大好きで、テレビ画面にチョウチョが写ると、気になって調べてしまうんです。職業病みたいなものですね。車好きの人が走っている車を見て、だいたいその車がわかるように、私たちもだいたいのチョウチョはわかります(笑)」

体操女子4人のキュートなガニ股ポーズに反響

写真:ロイター/アフロ


 体操女子といえば、五輪開幕直前に主将の宮田笙子選手が喫煙と飲酒で出場辞退したことで話題を集めたが、競技が始まってからは、体操女子4人のキュートなポーズがたびたび話題になっていた。
 団体総合予選では、演技後に4人が一列に並び、カメラの前でガニ股の独特なポーズをとった。日本体操協会のロゴにあるピクトグラムを真似したようだ。かわいらしさとおかしさ、さらには足の筋肉のすごさが相まって、話題を呼んだ。
 決勝の入場のときには、宮田選手の演技の決めポーズをして登場。宮田選手に対して思いを込めた行動に、感動の声があがった。

内村航平のライバル 戦禍をくぐり抜けオリンピックの舞台に

ウクライナの体操男子、オレグ・ベルニャエフ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)


 ウクライナの体操男子、オレグ・ベルニャエフ選手がオリンピックの舞台に戻ってきた。ベルニャエフ選手は2016年リオデジャネイロオリンピックの体操個人総合での銀メダリスト。金メダルを取った内村航平選手(当時)と激闘を繰り広げたことで知られている。
 また、当時の競技後に、内村選手が海外メディアから「(採点に関して)審判から好意的に見られているのでは」と尋ねられたとき、ベルニャエフ選手が嫌悪感を示し「いったん得点が出ればそれは公平なもの。そういう質問は無駄な質問だと思う」などと答え、賞賛を集めた。
 パリオリンピックでの結果は、個人総合で8位。再び素晴らしい演技を見れたことにSNSでは感謝の声があがった。

(『パリオリンピック総集編』編集チーム)

暮らしとモノ班 for promotion
ファン付き作業服や水冷服が12%オフも!スポーツ&アウトドア のおすすめサマーセールでいいもの見っけ♪