第1回(1975年度)から第40回(2014年度)まで、40年近く続いている木村伊兵衛写真賞。毎年、個性の光る新人写真家に白羽の矢が立ち、この賞に選ばれた作家の中には写真業界のみならずテレビなどの放送業界で幅広く活躍する人も少なくない。
今回、そんな木村伊兵衛写真賞の第41回目の候補者が決定した(以下敬称略)。
▼新井卓(あらい・たかし)『MONUMENTS』(フォト・ギャラリー・インターナショナル)
▼薄井一議(うすい・かずよし)『Showa 92』(Zen Foto Gallery)
▼奥山由之(おくやま・よしゆき)『BACON ICE CREAM』(PARCO出版)
▼仲田絵美(なかた・えみ)『よすが』(赤々舎)
▼西野壮平(にしの・そうへい)『東京』(アマナ)、写真展「Action Drawing: Diorama Maps and New Work」(IMA gallery)
▼春木麻衣子(はるき・まいこ)写真展「みることについての展開図」(写真の町東川賞受賞作家展)
▼水谷吉法(みずたに・よしのり)『YUSURIKA』(アマナ)
▼横田大輔(よこた・だいすけ)『垂乳根』(Sesion Press)
木村伊兵衛写真賞
毎年、1月から12月までの間に、写真の制作・発表活動において優れた成果を上げた新人に授与。対象となる写真活動は、雑誌・写真集・写真展などで発表されたもので、写真表現のあらゆる分野を含む。
候補者の詳細はアサヒカメラ3月号(2月20日発売)にて掲載。選考結果はアサヒカメラ4月号(3月19日発売)および朝日新聞紙面にて発表される。