22歳でしか出せない表情
エンターテイメントジャーナリストの中村裕一氏は、国仲の魅力についてこう分析する。
「『ちゅらさん』の再放送では、改めて彼女のポジティブでフレッシュな演技に目を奪われた人も多いでしょう。当時、彼女は22歳。まさにあの時にしか出せない表情や芝居に今なお強く惹きつけられるのは、それだけ彼女の俳優としてのポテンシャルが高かったことが証明されたと言えます。その後も、2006年の阿部寛主演『結婚できない男』第1シリーズや、2015年の杏主演『デート〜恋とはどんなものかしら〜』などでも存在感を放っていました。今はおそらく子育ての比重が大きいと思いますが、『光る君へ』『厨房のありす』と母親役が続き、これから需要が高まることが予想されます」
「ちゅらさん」再放送で初めて見て、国仲のファンになったという人も少なくないはず。今秋まで、お昼に“えりぃ・国仲”に癒やされる人が増えそうだ。
(高梨歩)