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今日11日、日本気象協会は最新の梅雨明け予想を発表しました。来週は太平洋高気圧が北へ張り出しを強め、梅雨前線が北上する見込み。梅雨明けは平年並みの所が多く、7月17日以降、九州~東海まで一斉に梅雨明けとなり、関東甲信や北陸は22日頃に梅雨明けとなるでしょう。

来週後半に太平洋高気圧が強まる 続々と梅雨明けか

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今日11日(木)、日本気象協会は最新の梅雨明け予想を発表しました。

来週17日(水)は、九州南部、九州北部、中国地方、四国で梅雨明けとなり、近畿や東海では18日(木)に梅雨明けとなる見込みです。

週間天気図を見ても、17日(水)以降、梅雨前線が太平洋高気圧が強まることによって、北へ押し上げられている様子が分かります。九州から東海まで一斉に梅雨明けとなるでしょう。

その後、太平洋高気圧の張り出しは強弱を繰り返す見込みで、関東甲信や北陸は22日頃、東北南部、東北北部は25日頃に梅雨明けとなりそうです。
今年の梅雨明けは平年並みの所が多いですが、関東甲信では平年よりも遅くなるでしょう。

梅雨明け後も、湿った空気や前線の影響で、広く雨が降り、大雨になる時期もあるでしょう。盛夏の大雨に注意してください。

梅雨明けと同時にかなりの高温も

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気象庁は今日11日、全国を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

沖縄・奄美、九州南部、東北、北海道は7月17日(水)頃から、九州北部は18日(木)頃から、中国、四国、近畿、東海、関東は19日(金)頃から、気温が平年よりも「かなり高く」なる見込みで「10年に一度レベルの高温」となる可能性があります。
来週は続々と梅雨明けの発表がありそうですが、夏本番と同時に猛烈な暑さが戻ってくるでしょう。

翌日や当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には、「熱中症警戒アラート」が発表されますので、早めに対策を行って、発表された際には、日中の外出をできる限り控えるなど、暑さに一層の警戒をしてください。

※高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

日本の南に熱帯擾乱発生か 今後の動向に注意

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なお、来週後半は、日本の南に熱帯擾乱が発生する予想も出ています。まだどれくらい発達するのかや、今後、熱帯低気圧や台風が発生するかどうかなど見通しが立たない状況です。動向次第で、梅雨明けの時期にも影響があるかもしれません。
3連休明けは、南の海上の熱帯擾乱の情報にもご注意ください。

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