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  レベッカの特別番組「NHK MUSIC SPECIAL REBECCA ~40年の軌跡と今~」(NHK総合・午後10時)が7月11日に放送。1984年のメジャーデビューから今年で40周年を迎え、7月7日におよそ7年ぶりの新曲「Daisy Chain」「アシデケトバセ」を配信リリースした。そんな節目を迎えたレベッカの2015 年に取材した人気記事を振り返る(「AERA dot.」2015年7月11日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

*  *  *

 バブル真っ盛りの1980年代。音楽シーンは熱かった。だが世は移り、音楽はCDよりも配信が主流で、ヒットチャートも様変わりした。そんな時代に、ある80年代バンドが再結成して挑む。当時「酸欠ライブ」と評されるほどファンを熱狂させた、「レベッカ」だ。復活への思いを聞いた。

小田原(以下小):しゃかりきにやってたころのトゲトゲしさ、痛々しさが取れて、しっかりとした今の自分がそこにいた。だから楽しいんだよね。

土橋(以下土):たくさんの音源を聞きなおして、再発見も多かったですね。あ、この曲ってこういうことだったんだ、とか。当時自分が何を思っていたのか、今わかる。

小:うわー、なんだか恥ずかしいなぁ、っていうのもありましたね。

NOKKO(以下N):そう? 私は恥ずかしさはもう、乗り越えちゃってるかも。

土:自分の書いた歌詞見て、「私、何言ってたんだろう」とか、ない?(笑)

N:確かに歌詞は当時の思いそのまんまで、どんどん実年齢と離れてきたわけだけど、そういう恥ずかしい感じっていうのは、95年の阪神・淡路大震災復興ライブのときのほうが強かったな。

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