■始球式の球速ランキングで1位

 周囲に対しての謙虚な姿勢も間宮の魅力のひとつだろう。

「小学1年から中学3年まで野球をやっており、最近まで始球式での芸能人球速ランキングでは間宮さんが1位でした。昨年4月にお笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行が記録を更新したのですが、その後に出演したバラエティー番組で『高岸をやっつけてやろう、みたいなことは?』と聞かれると、『更新して頂いてホントに感謝してるんですよ』と謙遜していました。また、『ボス恋』で共演した上白石萌音さんがトーク番組で話していましたが、撮影の空き時間にやっていた“敬語ダメゲーム”で負けた間宮が罰としてプレゼントを買ってくる流れになったそうなんです。上白石さんは冗談で『やったー、なに買ってもらおうかな』と言っていると、休憩後、本当に間宮さんが紙袋を下げて現れたとか。そんなところからも生真面目さがうかがえます」(同)

 ドラマウオッチャーの中村裕一氏は、そんな間宮の魅力についてこう分析する。

「『ファイトソング』では、三角関係とはいえ、清原演じる主人公と偶然出会い、彼女にひかれていく崖っぷちミュージシャンという、ラブストーリーとしては絶好のポジション。ダウナーな雰囲気を常にまとい、髪をボサボサにして無気力感を演出するだけでなく、ピアノの弾き語りまで披露するなど、これまでとは違うイメージの役づくりが目を引きます。もともと『僕はどこから』や『東京リベンジャーズ』などのコワモテ系から、『#リモラブ』や『ボス恋』などの恋愛系まで、幅広くしっかりと違和感なくキャラクターを演じられる技量の持ち主。それでいて男前なルックスを前面に押し出すことなく、時代に寄り添ったナチュラルな演技ができる貴重な存在です。今年はまさに『#俺たちの間宮』として、その魅力を遺憾なく発揮してほしいですね」

 はたして「ファイトソング」では、間宮の恋愛は成就するのか? どちらに転んでも反響は大きそうだ。(丸山ひろし)

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