エリザベス女王の国葬に参列するため英国を訪問した際の天皇、皇后両陛下(2022年9月17日)

訪英に主治医が帯同した理由

 エリザベス女王の国葬の時も、両陛下は出発時には白いマスク姿、到着時には黒いマスクを着用していた。

「当時のイギリスは、すでに『ウイズ・コロナ』でマスクをしている市民はほとんどいませんでした。ただ、当時も今回もマスク着用は雅子さまのご体調を考えてのこと。雅子さまは精力的にご公務をされていますが、やはりご体調次第でスケジュールが変更になることもあります。パレードでマスクを着用されたのも、慎重を期されたためのご決断だったと思います。パレードの途中でご体調を崩すなどのリスクを回避するためといえます」(皇室ジャーナリスト)

 いまだご体調は回復の途上であるものの、雅子さまは前向きに公務をこなされ、一つ一つ無事にこなされることで自信を取り戻されてきた。また今回の訪英では、極秘で主治医も同行しているという。

「昨年6月のインドネシアご訪問では医師は同行していません。1週間の海外訪問でしたが、雅子さまは予定外のイベントに出席されるなど、とてもお元気な笑顔で人々と交流されました。今回、医師が同行するのはご体調に不安があるというよりは、念のため、という意味合いが強いといえます。特に英王室とは家族ぐるみの旧知の関係で、陛下とチャールズ国王は40年来の交流がありますから、やはり思い入れが強い分、緊張される部分も少なくないでしょう。そんな状況の中でも、そばに主治医がいることは心強いと思います」(同前)

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