第69回紅白歌合戦で「SEIKO DREAM MEDLEY」を歌う松田聖子=2018年12月31日 東京・渋谷のNHKホール
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 27日放送の「昭和の名曲!夏メロTOP30 70年代&80年代の青春プレイバック」(テレビ朝日・午後7時※一部地域を除く)は、1970年代、80年代に一世を風靡した昭和の夏のメロディー、略して“夏メロ”の中から、“今、聴きたいのはどの曲かアンケート結果をランキング形式で発表していく。松田聖子、中森明菜、キャンディーズ、ピンク・レディー、TUBE、美空ひばり、井上陽水&安全地帯など貴重映像続々で必見だ。同番組でランクインされるであろう松田聖子の過去の人気記事を振り返る。(「AERA dot.」2024年5月7日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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  日本を代表する女性アイドル松田聖子(62)。女性アーティスト最多となる125回目の日本武道館公演を記録したライブDVD&ブルーレイが5月8日に発売されることに加え、6月には2024年のツアー「Pre45th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2024 "lollipop"」がスタートする。映像やライブで松田聖子の名曲に触れる機会が多い今、AERA dot.では、松田聖子の曲の中で最も好きな曲について緊急アンケートを実施した。今回はまず、10位~6位をランキング形式でお届けする。(アンケートは4月2日~22日、AERA dot.の記事や公式SNSアカウントで実施。579人が回答した)

10位 制服 18票

「赤いスイートピー」のB面に「制服」 撮影/写真映像部・大野洋介 レコードジャケット/「歌謡曲BAR スポットライト 新橋」所蔵 

 B面の名曲中の名曲の呼び声高い「制服」(1982年1月21日リリース/作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂/編曲:松任谷正隆)がランクイン。

 聖子の代表曲「赤いスイートピー」のB面だが、作詞を担当した松本隆は、実は「制服」の方が自信作でAB面を入れ替えてロングセラーを狙ったが、「赤いスイートピー」が大ヒットしたために実現しなかった。松本隆の“自信作”だけに「隠れ名曲です」(60代・女性)という声も多い。

 リリースされた82年当時が、卒業の年代だったファンからの支持はもちろん厚い。

「卒業式と重なる」(50代・男性)
「卒業式を思い出す」(50代・男性)
「とにかく私の青春時代でキュンとなる」(50代・女性)

 松本隆の詩、呉田軽穂(松任谷由実)の曲に、松田聖子の甘い歌声は、一瞬で当時の思い出がフラッシュバックする。

「卒業前、同じような経験があったから重ねて見える」(50代・女性)と、曲が流れるだけで、いまでも胸キュンなのだ。

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9位はここからファンになったという声も