私は長年投資をしてきた中で、そのような予測がはずれたケースを何度も見てきましたし、今後も見続けると思っています。

日本株=オワコンではない

 しかし、SNS上でここ数年いわれてきたような「日本株はオワコン=日本株に投資しない、すべきではない」という冷たい考えも持っていません。

 新NISAの長期投資では「どの国についてもフラットに見ること」が大切だと思います。

 たとえば、株価指標だけで語るなら、今の中国株は割安。一方で、政治体制や社会情勢を考えると妥当な水準かもしれず、判断は難しいです。

 だからこそ、どこの国が成長しても、その恩恵を享受できる全世界株式の投信がベターな選択だと考えます。

構成・文/安住拓哉、中島晶子(AERA編集部)

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編集/綾小路麗香、伊藤忍

※『AERA Money 2024春夏号』から抜粋

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中島晶子

中島晶子

ニュース週刊誌「AERA」編集者。「AERA」とアエラ増刊「AERA Money」の編集担当。投資信託、株、外貨、住宅ローン、保険、税金などの経済関連記事を20年以上編集。NISA、iDeCoは制度開始当初から取材。月刊マネー誌編集部を経て現職

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安住拓哉

安住拓哉

出版社勤務を経て2021年に独立。経済関連記事全般が得意。取材・執筆歴20年以上。雑誌の取材記事の他、単行本のライティングも数多く手掛ける。

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