昨年の撮影以来の久しぶりの対面。相思相愛な二人の対談は笑顔が絶えず、和やかに進んだ(撮影:植田真紗美)
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 映画「碁盤斬り」で共演した二人。「娘役が清原さんだったから役を演じられた」という草なぎ剛と、「いつか共演できたら」と願っていたという清原果耶が撮影を振り返った。AERA2024年5月20日号より。

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――舞台は江戸時代。身に覚えのない罪を着せられた浪人・柳田格之進(草なぎ)は、娘のお絹(清原)と長屋で暮らしていた。ある日、冤罪事件の真相を知らされた格之進はある決断をする。お絹は父のため、遊郭に身売りする覚悟を決める──。静かに復讐に燃える男を、草なぎはどんな思いで演じていたのか。

草なぎ:「こんなに可愛い娘がいるのに遊郭に出すなんて、格之進は何をしているんだ!」と思いながら僕は演じていましたよ。そんなふうに思わせてくれたのは、ほかでもなく清原さんだったから。

清原:本当ですか? ありがたいです。

草なぎ:現場でも言ったよね。上から目線の言い方になってしまうけれど、「清原さん、あなた素敵だよ」って。

清原:そうでした、言っていただきました。

草なぎ:ラストの方のシーンでのお芝居を見たときに、本当にそう思って。俳優さんに「よかったよ」なんて、おこがましくて言えないけれど、つい言っちゃった。

清原:すごく嬉しくて、いまでも覚えています。

草なぎ:涙を流すシーンなのだけれど、感極まった感じが本当に素敵で。その瞬間、「愛すべき娘だな」と思ったもん。清原さんは人当たりが良くて、性格もいいなと感じるから、会ったときから自然と会話をしていたね。

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