![高島礼子(たかしまれいこ)/ 1964年生まれ。神奈川県出身。88年「暴れん坊将軍III」で俳優デビュー。映画「陽炎」シリーズ、「極道の妻たち」シリーズ、「長崎ぶらぶら節」など、話題作に出演。2001年には、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。昨年は、「東京ラブストーリー」で初のミュージカルに挑戦した。NHK BSプレミアム「スイーツ列車紀行」が3月18日に放送される。(撮影/写真映像部・戸嶋日菜乃 ヘアメイク/佐々木大輔(TRINE) スタイリスト/村井緑 衣装協力/MOGA、ABISTE)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/840mw/img_28309950a64f59f2e781c29e9a85a94550330.jpg)
2日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ・毎週木曜午後10時)は、謝りたいことがあるゲストがトークを展開する「○○してごめんなさい!懺悔SP」。ゲストは、伊原六花、上田竜也(KAT-TUN)、川西拓実(JO1)、桜田ひより、高島礼子、マユリカ、森田哲矢(さらば青春の光)、和田正人で、いったいどんな懺悔が出てくるか!? ゲストのひとり高島礼子の過去の記事を振り返る。(「AERA dot.」2023年2月24日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)
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映画「いちばん逢いたいひと」で、主人公の母親役を演じる高島礼子さん。昨年は、「東京ラブストーリー」で初のミュージカルにも挑戦した。精力的に仕事をこなす高島さんだが、プライベートはどのように過ごしているのだろうか。
普段の生活で大切にしていることは、食事以上に睡眠。身体と精神を健康に保つためには、「ぐっすり寝たぞ」という満足感が大事なのだそうだ。とはいえ、20代からずっと枕難民。若い頃にカーレースをやっていて、何度か横転した後遺症で首がうまく回らない。今でも後ろを向くときは、腰から背中ごと振り返る。
「枕はいろいろ試しました。新しい枕を見ると、『使ってみようかな』と、すぐ衝動買いしてしまって、家に枕ばかり増えていく(苦笑)。オーダー枕も勧められるんですが、何週間とか待つほどの忍耐力がないんです」
最近、ミュージカル出演をきっかけに、最高の気分転換に出合った。ボイストレーニングだ。
「防音の、小さなレコーディングスタジオみたいな貸しスタジオがあるんですが、そこの会員になって、思いっきり声を出すんです。めっちゃ気持ちいいですよ(笑)。今までは、正直あんまり歌うことが好きじゃなかったんですが、ボイストレーニングを始めてから、認識を改めました。周りを気にせず、大声を出すのがこんなに気持ちがいいなんて! 最初は、あんまり思いどおりに声が出ないんですが、練習するとそのうちだんだん出るようになって、しかもダイエットにもなる。苦手な歌が少し歌いやすくなったりすると、本当に感動なんです。山に登って人がヤッホーって叫びたくなる気持ちが、ようやくわかりました。カラオケに行っても人の歌を聴いているほうが好きだったんですけど、これからは、下手でも堂々と歌おうと思います(笑)」