松下洸平さんがホストを務めるAERAの対談連載「じゅうにんといろ」、22人目のゲストは俳優・鈴木亮平さん。年齢も近く、プライベートでも仲の良い2人が「一緒に食事に行っても、こんな話はしない」という貴重なトークを繰り広げます。AERA 2024年4月29日-5月6日合併号より。
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松下洸平(以下、松下):よろしくお願いします!
鈴木亮平(以下、鈴木):よろしくね。僕は何人目のゲストなの?
松下:22人目です。
鈴木:そんなに!? すごいね! これまでの掲載誌の一部を読ませてもらったけど、スタイリストの丸本達彦さんや獣医師さんが出てたね。ゲストは誰でもいいの?
松下:職業は様々ですが、誰でもいいわけじゃないですよ(笑)。AERAのお力をお借りして、お会いしたい方やお話ししてみたい方にオファーさせていただいています。この対談をきっかけに、連絡先を交換して仲良くしていただくこともあったりして、素敵な機会をいただいています。
鈴木:いいね、会いたい人に会えるなんて。僕は、幼い頃からアニメ「シティーハンター」が大好きで、そこから映画をよく観るようになって、俳優にあこがれた。主人公の冴羽リョウ(けものへんに僚のつくり)の声優の神谷明さんに会いたいと言い続けていたら、雑誌の対談が実現したんだよ。そこで連絡先を交換させてもらって以降、仲良くしてもらってきた。原作者の北条司先生とも9年くらい前に雑誌の対談でお会いできて、それがあってのNetflix映画「シティーハンター」(4月25日公開)だから。
松下:そうなんですね!
鈴木:北条先生に初めてお会いした時に「シティーハンターのことをアクション作品だと思ってる人は多いけど、実はそうじゃないですよね。メインは冴羽リョウと槇村香のラブストーリーで、亡くなったお兄さんの喪失感を2人で埋めていく中で絆が強くなって、それが愛に発展していく話なんですよ!」と熱く語ったからね。