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今日26日、九州南部に「日照不足に関する気象情報」が発表されました。4月上旬以降、日差しが少なくなっていて、この先2週間程度続きそうです。農作物の管理などに十分注意してください。

九州南部 4月上旬以降日照時間少ない 平年の半分も

ここ20日間の全国の日照時間をみると、太平洋側の地域では日照時間が少なくなっていて、特に北海道の釧路地方や根室地方、九州南部では平年の60%以下となっている所もあります。

九州南部には今日(26日)「日照不足に関する地方気象情報」が発表されました。
宮崎県と鹿児島県(奄美地方を除く)では、4月上旬から低気圧や前線、湿った空気の影響を受けて、曇りや雨の日が多く、日照時間が少なくなっています。
昨日(25日)までの20日間の合計日照時間の平年比は、鹿児島県の屋久島で54%、宮崎県延岡市北浦で56%、日向市で58%など、平年の約半分となっています。

この先も日差し少ない

昨日(25日)に発表された1か月予報によりますと、九州南部付近では平年より気圧が低く、九州南部・奄美地方は前線や湿った空気の影響を受けやすいと予想されています。そのため、平年に比べて晴れる日が少なく、曇りや雨の日が多くなり、九州南部のこの先1か月の日照時間は「平年並みか少ない」予想です。
特にこの先2週間は、日照時間が少ないでしょう。ゴールデンウィーク中も日差しの出る日はあるものの、曇りや雨の日が多くなりそうです。日照不足により農作物の発育などに影響の出る可能性があり、管理に注意が必要です。

梅雨入りの予想

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九州南部では平年だと5月30日ごろに梅雨入りとなります。日本気象協会では、九州南部の今年の梅雨入りを平年並みの5月下旬と予想していて、長雨の季節はしばらく先です。
ただ、今年の梅雨は、暖かく湿った空気が日本付近に例年以上に流れ込みやすく、降水量が多くなる予想です。本格的な梅雨の前に、雨どいや側溝の掃除などを進めておくとよいでしょう。