25日、木村拓哉主演のドラマ「Believe-君にかける橋-」(テレビ朝日・毎週木曜午後9時/初回は拡大版)がスタート。木村拓哉は、橋づくりに情熱を燃やす大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長・狩山陸を演じる。ゼネコンの部長をどう演じるのか期待が高まる。そんなキムタクの妻である工藤静香の過去の人気記事を振り返る。(「AERA dot.」2023年8月19日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)
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工藤静香(53)の新曲「勇者の旗」が8月2日に発売された。8月16日から始まったドラマ「科捜研の女 season23」(テレビ朝日系)の主題歌としても流れる予定だ。工藤がテレビドラマの主題歌を歌うのは16年ぶりとなる。
ちなみに、彼女が「禁断のテレパシー」でソロデビューを果たしたのは、1987年8月31日。ただ、歌手活動のスタートは85年1月、3人組アイドル・セブンティーンクラブの一員としてだった。ここでは売れなかったものの、おニャン子クラブに入ってブレーク、派生ユニットのうしろ髪ひかれ隊のメンバーとしても人気を博すこととなる。
「科捜研の女」も24年間に及ぶ長寿シリーズだが、彼女の歌手活動歴はじつに38年間。おニャン子クラブ出身者で他に、今も現役の歌手なのは演歌を地道に歌い続ける城之内早苗くらいだろう。いや、80年代を彩ったアイドルのなかにも工藤のような人はひと握りしかいない。
ではなぜ、彼女にそれができているのか。
よく言われるのは、2000年に結婚したキムタクこと木村拓哉の存在だ。昨年開催された「ぎふ信長まつり」では46万人もの観衆を集めた国民的スターであり、その妻としての注目度はやはり高い。さらに、長女も次女も芸能の道に進んだことで、家族全員の話題も尽きない状況だ。