グループよりもソロ活動向き

 民放バラエティー制作スタッフは「影山さんが起用される機会はさらに増えていく」と断言する。

「最近はその勉強熱心さと場を回すトーク力を買われて、MCの仕事も増えています。3月末に放送されたNHKドキュメンタリー番組『未来予測反省会 石油は30年でなくなる!?』ではMCに抜擢され、しっかり進行を務めていました。影山さんはビジュアルはもちろん、真面目でかつほどよい突っ込みもできるので、起用する側も安心してオファーできる。出しゃばり過ぎないキャラのため、サブMCとしてもピッタリなんです。昨年には、石坂浩二さんや仲間由紀恵さんなど実力派俳優の多い事務所に移籍しているので、ドラマでも引き続き起用は増えていくでしょうね」(民放バラエティー制作スタッフ)

 一方、日向坂46時代を知る芸能ライターは「影山はソロのほうが向いていた」と言う。

「日向坂46時代からそこそこ人気はありましたが、長期休養したこともあり、選抜常連という感じではありませんでした。ただ、自己プロデュース能力にたけており、サッカーW杯をきっかけに大ブレークすることに成功しました。頭が良い反面、自己主張が強く、協調性に欠ける部分もあったようですが、そういう意味ではグループ活動よりもソロ活動の方が確実に向いており、成功するタイプなのでしょう」

 1月期のドラマでは「春になったら」(フジテレビ系)と「ハコビヤ」(テレビ東京系)の2本に出演しており、女優としても売れっ子の影山。視聴者の反応も「私的にMVPは影山優佳ちゃん」「泣きの演技うまいな」と評判は上々のようだ。

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所属事務所移籍で心機一転