丸山ひろし
音楽バラエティ「ミュージックジェネレーション」（フジテレビ・毎週木曜午後7時）のレギュラー初回が11日に3時間SPで放送。これまで13回の特番を放送されたほど人気番組だ。「昭和」代表はMCのさまぁ～ずのほか、令和、平成、昭和の各世代を代表するゲストが定番ソングを聴きながらトークを繰り広げていく。「令和」代表のひとりは「ゆうちゃみ」。活躍の場を広げるゆうちゃみの魅力とは？ 過去の記事を振り返る。（「AERA dot.」2022年8月23日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時）
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ニホンモニターが7月に発表した「2022上半期ブレイクタレント」で1位を獲得したモデルでタレントの“ゆうちゃみ”こと古川優奈（20）。4月からスタートした情報バラエティー番組「ポップUP！」（フジテレビ系）にレギュラー出演するなど、昨年に比べて増えた番組数は「114」と引っ張りだこ状態だ。
ギャル雑誌『egg』（大洋図書）の専属モデルとして活動し、“令和の白ギャル”と称されるゆうちゃみ。2020年からはタレントとしてテレビに出始め、今年一気にブレーク。ギャルタレントはもともと入れ替わりが激しい分野だが、近年は藤田ニコルとみちょぱ（池田美優）のツートップ状態が続いていた。ゆうちゃみはなぜ、頭角を現してきたのか。
「みちょぱもコメンテーターとして活躍していますが、今のギャルタレントは“ギャルだけど頭がいい“というギャップは人気要素の一つです。ただ、ゆうちゃみの場合、それよりも一段上のレベルにある印象です。例えば昨年10月、『教えて！ニュースライブ 正義のミカタ』で、日本でデフレが続くことによるデメリットを取り上げた際、ゆうちゃみは『スイスとかって結構（平均初任給が）上がってるじゃないですか。日本が変わらないってことは、スイスとかの上がってる国がお金の刷る量が多くて、お金の価値が下がってるって意味じゃないですか』と発言。これに、元内閣官房参与の藤井聡氏が『めちゃくちゃ合ってる！ 70点！』と驚き、経済学者の高橋洋一氏も『答えはその通り』と称賛していました」（テレビ情報誌の編集者）
経済の基本的なしくみを理解していないと、とっさには出ないコメントだろう。さらに「Yahoo！ニュース Voice」（5月2日配信）では、「ニュース番組に出させてもらう機会が増え、政治にもめちゃくちゃ興味を持つようになりました」と話しており、勉強をしている様子もうかがえる。
「元カレがヤンチャというイメージもあるギャルタレントの中で、異性関係がしっかりしているイメージもあります。7月に放送されたバラエティー番組では、彼氏は一度母親に見せて、OKした人としか付き合えないと明かしていました。母親のiPadでゆうちゃみのLINEがチェックできるようになっているため、隠し事をしたり、派手に遊んだりすることもないそうです。現在、大阪在住のゆうちゃみですが、東京では5000円のビジネスホテルに泊まっているとか。『節約できるところはしておきたい』という理由からで、人気が出てからも派手に散財せず、まともな金銭感覚を持ち合わせている点に好印象を抱く人も多いはずです」（同）
春風亭一之輔
延江浩
沖昌之
