「歩き方の姿勢も素敵でしたね。伊勢神宮参拝では特に、ロングドレスにヒールをおはきになり、玉砂利の上を外宮に向かい美しく堂々と歩かれました。
ロングドレスにヒールをはくと、足元を気にして猫背になったり、歩きにくいわけですが、さすが、美しい歩き方も身についていらっしゃいます。また一段上に上がるときのお姿もとても美しいドレスのラインになっていました」
愛子さまがただ美しいわけではない
たしかに、写真でもわかるほど、愛子さまの純白のロングドレスのラインは美しい。西出氏は、その美しさを単なる歩き方によるものではないと指摘する。
「あのような道をあれほど姿勢を崩すことなく美しく歩いていらしたのは、本当に素晴らしいと感じました。
また、愛子さまは単に歩き方が美しいというわけではありません。あの姿勢と歩き方の元にあるのは、全ては気持ち。内面からきていると思います。日頃から姿勢や歩き方も意識なさっていらっしゃるのであろうと、その在り方にも心を動かされました。
笑顔にせよ姿勢にせよ、すべては内面からにじみ出るもの。愛子さまの内面からのオーラは、幸せな気持ちにさせてくださいますね」
西出氏は、愛子さまの午餐デビューでも指摘していたが、今回の訪問でも改めてこう語る。
「愛子さまの表情やお姿は、天皇陛下にも似ているときがあるし、雅子さまにも似ているときがあると感じます。そこからも安心や和みなどの愛を感じられました」
確かに御料車の窓から笑顔で手を振る愛子さまの姿に、天皇陛下と雅子さまの所作や姿が重なった。天皇陛下と雅子さまの“本物の笑顔”が、愛子さまにも受け継がれているのだろう。
(AERAdot.編集部・太田裕子)