2023年12月5日、ロンドンのバッキンガム宮殿で行われた外交団員向けのレセプションで来賓と面会するキャサリン妃。翌1月の腹部の手術を経て、3月22日、がんを患っていることを公表した(写真:代表撮影/AFP/アフロ)

キャサリン妃に強いストレス

 また、ヘンリ―王子は暴露本「スペア」に、「兄ウィリアム皇太子は型にはまった女性を妻に選んだが、自分は心で選んだ」と書いた。まるで、皇太子が愛情のうすい結婚をしたかのように聞こえる言葉に、ウイリアム皇太子もキャサリン妃も傷ついたという。

 2人はキャサリン妃に強いストレスを与えてきたではないか。キャサリン妃は3人の子どもを出産後即日に退院したり、スポーツはラグビ―、テニス、スキーなど万能ぶりを見せたりするなど、40代前半のがん罹患など想像もできない健康体であったはずだ。もちろん、健康体であってもがんに罹患する可能性はあるものの、ヘンリー王子メーガンさんがかけてきたストレスとがんの罹患は無関係ではないはずと言う声が上がっている。

 イギリスのエクスプレス(オンライン)によると、メーガンさんは最近、ヘンリ―王子はハリウッド・キャリアを積むべきと考え、テレビデビューに備えて演技のレッスンを受けるよう勧めているという。ヘンリー王子はショーの司会を希望していて、ビル・ゲイツやリチャード・ブランソンなどの有名起業家にビジネスプロジェクトについてインタビューしたいと考えていると伝えられている。

 あらゆる可能性を見逃さないメーガンさんは、新ブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」の正式発表とネットフリックスでの新番組を連動させて相乗効果を狙うつもりだ。ここにはアーチー王子(4)とリリベット王女(2)を初めて登場させる予定もあるという。そんなメ―ガンさんだが、キャサリン妃への謝罪は念頭にないらしい。

 そんなメ―ガンさんだが、王室が深刻な人手不足に陥っているため、自分たちの出す条件のままに「王室は公務復帰を依頼してくる」と固く信じているそうだ。復帰した時には「私は王室の危機を救った」と胸を張るのだろうか。

(ジャーナリスト・多賀幹子)

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