またこの夫婦の魅力は何といっても、昔から変わらぬ「夫婦仲の良さ」だろう。
「美ST ONLINE」(22年9月25日配信)では、松嶋が夫に助けられたエピソードを告白。松嶋は結構落ち込みやすい性格らしいが、あるとき、反町が「夜は考えないで寝たほうがいい。明日改めて考えたら?」とアドバイスをくれ、それ以来、寝られるようになったという。また、体がだるくてジムに行こうか迷っているときも「行けば気持ち良いよ。元気になる。送ってあげようか?」と言ってくれ、実際に行くと元気になってやる気も起きたと語っていた。近年は子育てが一段落し、夫婦で仲むつまじく街中でデートする姿も撮られているが、夫婦の絆が強そうなところも好感度が高い理由だろう。
娘たちとも仲良し
「松嶋さんの場合、俳優業と両立させながら家庭も大切にしているところもポイントが高い。子どもたちが大きくなり自身と食事の時間が違っても、できる限り食卓で話をするようにしていると、以前のインタビューで明かしていました。また、仕事で家を空けがちなときは、子どもたちに不在の理由をきちんと説明し、忙しくても子どもの行事は参加することに決めているそうです」(週刊誌の芸能担当記者)
娘たちとの関係については夫の反町も何度か語っていたことがある。
「反町さんは釣りが趣味というのは有名ですが、以前に『徹子の部屋』で、娘たちとも一緒に釣りを楽しんでいると告白していました。黒柳徹子さんから『かわいいわね』と言われると、『そうですね』と父親の顔をのぞかせ、以前は反抗期もあったが最近は少しずつ親のことを理解していると感じていると話していました。撮影中に娘たちから電話がかかってくることもあるそうです」(同)
芸能評論家の三杉武氏は松嶋・反町夫婦についてこう述べる。
「松嶋さんはモデル、キャンペーンガールなどを経て俳優に転身するとNHKの連続テレビ小説『ひまわり』のヒロインを務めて人気俳優の仲間入りを果たしました。なかでも00年に放送された『やまとなでしこ』は社会現象になったほどでした。翌年に反町さんと結婚しますが、今を時めく人気俳優カップルの誕生は大きな話題となり、当時から好意的な見方が多かった印象です。結婚、出産後も松嶋さんは夫のサポートを受けつつ女優業を続けて、11年には主演ドラマ『家政婦のミタ』が大ヒット。近年では主演だけでなく、脇でも存在感を放っており、夫の反町さんとともに最前線で息の長い活躍をみせています。夫婦仲は変わらず良さそうですし、公私にわたる充実ぶりが際立ちます。『GTO』特番での夫婦共演が実現するのなら非常に楽しみです」
芸能界の「最強夫婦」への注目度は、ますます高くなりそうだ。
(丸山ひろし)