現在チームで戦力として計算できる左の先発は大ベテランの和田毅を除くと大関友久くらいしか見当たらず、そういう意味でもモイネロのパフォーマンスがチームに与える影響は大きいだろう。3月28日には新たに来季から2028年まで総額40億円規模の4年契約を結んだことも発表されており、その大型契約に見合うだけのピッチングを見せてくれることを期待したい。(文・西尾典文)

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。

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