「実は、以前から家庭力アッププロジェクト®の存在は知っていたんです。自分なりに片づけをいろいろ試してダメだったし、ラストチャンスという気持ちで申し込みました」
プロジェクトがスタートして不要なモノを手放し始めると、モノが少ない状態を快適に感じたことにビックリしました。
「視界がスッキリして、息がしやすいというか。そんな気分になったのは初めて!」
モノを手放すことがむしろ楽しく感じるようになったという瞳さん。それでも、書類や文房具の選別は苦労したそう。
「仕事で使った書類や本は、『いつか使う』という気持ちが強すぎてなかなか手放せませんでした。あと、ボールペンなどはこだわりがなさ過ぎて、どれを残せばいいのかわからなかったです」
片づけることは、自分と向き合うことでもあります。今まで気づかなかった自分の苦手なポイントがわかるので、今後もそこに注意すればリバウンドを防げます。
「プロジェクト中に、片づけは学校で習わないからできなくて当たり前という話を聞いて納得しました。一度教わってみると気づきがたくさんありますね」
家の中がきれいになると、子どもたちは自分のほしいおもちゃをすぐに見つけて遊べるようになりました。これまでほとんどしなかった片づけも、自分からできるように。
さらに、散らかっていても気にしなかった夫が「なんかきれいになったな」と気づいてくれて、自分のモノがいっぱい置いてあった玄関を片づけ始めました。
「キッチンも片づいて動きやすくなったので、子どもたちと料理をする機会をもっと増やそうと思っています。うちは男の子3人ですが、男女関係なく料理が作れるようになるといいなと思って」
キッチンを片づけたことで、瞳さんは気づいたことがありました。それは、今までいかにムダな動きをしていたかということ。
「料理しながら、『使いたいモノがここにある!取りやすい!』って、いつも喜んでいます。自分が必要以上に動いているなんていう感覚はゼロだったので、驚きました」