リル・ナズ・Xが、週末に大量の未公開曲を抱えていることをファンに伝え、その中からタイトルが付けられていない曲の一部を公開した。「何年も音楽をため込んできた。曲がうまくいかないことや、他人の感じ方に恐れを感じている自分が嫌だ」とリル・ナズはムーディーなアコースティック・バラードからエレクトロなダンス・ナンバーまで、計7曲の一部を紹介した投稿に書き込んだ。
「音楽をただリリースして、気にしないで済むといいんだけどな! とにかく、愚痴はこれくらいにして……さて、これらの曲の中で、君たちのベスト2は何かな?」と彼はどの曲の正式リリースを検討すべきかについて意見を求めた。
最初の曲「Trust Me」は、スロー・グラインダー風の作品だ。中学時代の自伝的な物語のようで、ベースが効いた余裕のあるビートの上でナズがラップを披露している。ゴスペル・ラップの「Right There」では、リル・ナズが教会の聖歌隊に乗せてハイテンションなフレーズを熱唱している。一方、「Light Again」はダンサブルで、アフロビーツのような要素を持つポップな曲となっている。
既にリークされている力強い「Down Souf Hoes」もこの投稿に含まれている。また、シャツを脱いでトレッドミルを歩きながらキーボードで披露された正統なライム「Lean on My Body」や、ドライブ感のあるポップ・ラップ「Batty Boy」も同様に収められている。
これらは、リル・ナズが1月にいつものように物議を醸したシングル「J Christ」とその挑発的なミュージック・ビデオをリリースして以来公開した新曲の一部となる。