いろいろ不安も心配もあるし、正解がわからない状態でも「まあ、私なら、なんとかなるんじゃないかな」というような感覚のこと。

 この感覚を会得できると、次に何か問題が起きた時でも、ルート設定がうまくできるようになります。

「この問題をクリアするためには、この話題は避けては通れないな」とか「このルートは楽そうに見えて落とし穴が多い」とか、「このルートは初めの坂が死ぬほどきついけど、そこさえちゃんと準備をして越えてしまえば、あとは楽に進むだろう」みたいな。

 人生の中級者以上のベテランには、ルートの先読みがうまい人が多くて、23年にその域に達した人が多い気がしています。

 去年レベル上げができた人は、1月2月あたりから、すでにそのレベルに合う新しいお話も入ってきているはずです。

 壮絶な修羅場を抜けたかに座の皆さんは、戦士の顔をしています。自分の感覚を信じて、2024年をどうぞエンジョイしてください。

AERA 2024年3月11日号

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