「アメリカでパパ活している日本人女性も増えてきていると聞きます。食事だけという場合もあり、よりコミュニケーションを求められる分、英語が話せるのは必須。白人とのマッチングより、アジア人とのマッチングのほうが多いですね」

 パパ活とは、女性がデートの見返りにお金を援助してくれる男性を探すこと。利用者は、お金が目的の若い女性と、疑似恋愛を求める中年男性だ。日本でも、かつては「援助交際」という言葉が使われていたが、現在はパパ活が同義で使われている。2023年には、男性から大金を得るための手口をまとめた“パパ活マニュアル”を販売した25歳の女性が逮捕される事件も起こった。

 アメリカでも同様の動きがあり、有名サイト「Seeking Arrangement」「Sugar Daddy Meet」など、さまざまなパパ活用の出会い系サイトが存在する。現在はオンラインで個人同士やり取りしてマッチングする手段が圧倒的に主流で、かつてのような交際クラブなどを通じた出会いは減っているらしい。アメリカのパパ活では、パトロン的存在となるパパ=シュガーダディ、若い女性=シュガーベイビーと呼ばれ、食事などのデートを楽しむのが基本だが、合意のもとで肉体関係へと発展することもある。ミドリさんいわく、「私の経験から言えば、肉体関係ありきがほとんどだと思う」とのこと。

暮らしとモノ班 for promotion
なかなか始められない”英語”学習。まずは形から入るのもアリ!?
次のページ
条件の良いダディと出会うために