ドレス姿も様になる田中麗奈(写真:アフロ)

「ブギウギ」での生足シーン

ブギウギ」でも、思わず視聴者の目をくぎ付けにしたシーンがある。 第94回で、記事の誤解を解こうとスズ子が単身で有楽町のガード下へ出向いたときのことだ。夜の女性たちの棲家で、片膝を立てて爪の手入れをしながらスズ子の話を聞くおミネ(田中)は、ふくらはぎと太ももの一部がチラ見えするポーズを取っていた。SNSでは「おみ足がまぶしい!」「思わず目が行ってしまう」とシリアスなシーンながら、その色気にひかれてしまうというコメントが目立った。

「このシーンについてNHKのプロデューサーが取材で語っていたのですが、朝ドラなので生足シーンを心配するスタッフもいたといいます。しかし、どういう姿で座るかは田中と演出担当者が話し合って決めたそうです。彼女は本や映画で研究したり、衣装合わせにも長い時間をかけたりして、おミネというキャラクターを作りあげたともプロデューサーは話していました。結果的に視聴者にも理想のおミネ像がしっかり伝わっており、女優としての貫禄を感じました。若いころの清純なイメージとは打って変わり、最近では人間の抱える闇をミステリアスに演じられる演者として評価されています。田中の場合、そこに独特のなまめかしさも加わって、独特の存在感になっているのだと思います」(同)

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